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後援会会長職をお受けして

埼玉県立大学理事長 利根 忠博

旧後援会長

 この度は、原宏氏の後任としてご指名をいただき、まことに名誉なことであると恐縮しております。 10数年にわたり、自殺者が年間3万人を超えているという状況の中で、私なりにいささかの貢献が 出来ればという思いに至り、後援会会長をお受けいたしました。
 私は、よく講演等で埼玉県出身の渋沢栄一を紹介しています。彼は、激動の時代にあって近代日本の 産業経済の礎を築いた、日本が誇る偉人であります。多くの企業の設立や育成に携わる一方で、福祉や 教育などの社会事業にも尽力し、企業人のあるべき姿を示しました。私も、そのような社会的責任についての考え方を会社経営の中に取り入れ、利益追求だけでなく社会的貢献をしていこうと努めております。
 ものの豊かさと心の豊かさの両方がだんだん失われていく時代の中で、ボランティア活動であるいのちの電話の担う役割は、もっと広がっていくものと思います。私も後援会会長としてその任を果たしていきたいと思っております。
 後援会の皆さま、相談員の皆さま、またご寄付等でご支援ご理解をいただいている多くの皆さま、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

略歴
1945年生まれ
1969年早稲田大学政治経済学部卒業後、埼玉銀行入行。2002年埼玉りそな銀行頭取。同行社長、会長、シニアアドバイザーを歴任し、2010年より埼玉県立大学理事長、埼玉県経済同友会代表幹事、埼玉県法人会連合会会長、埼玉県経営者協会名誉会長 等。